フェイクグリーンの魅力を広めたい!
株式会社クサカベグリーンは、インテリア雑貨を取り揃えるオンラインセレクトショップ「いなざうるす屋」を運営。フェイクグリーンを中心に、フェイクフラワー、インテリア雑貨などの販売をしている。特に力を入れているフェイクグリーンは、数ある商品の中から店主「いなざうるす」こと日下部さん(通称: いなちゃん)が、「これいいな」と思ったものだけを取り揃えていることが特徴だ。フェイクグリーンの魅力を多くの人に広めたいと始めたブログやSNSが話題となり、メディアからの取材や「niko and…」とのタイアップなどに展開し、フェイクグリーンの火付け役となった。主婦DIYクリエイターチーム「つるじょ」の発起人としても活動し、書籍の執筆も行なっている。リアルな接点では、「INAFES(イナフェス)」の主催や、大正クラフトライフマーケットなど他イベントへの出店、ワークショップを通じて直接ファンと交流する場を大事に活動している。そんな「いなざうるす屋」を一緒に運営するパートナーであり、バックヤードを担う池上さん(通称: 梨恵ちゃん)へ感謝と共にバックヤードアワードを贈る。
ブログが繋いだ出会い
代表の日下部さんは東京、受賞者の池上さんは大阪に生活の拠点を置いている。距離の離れた二人はどのようにして出会ったのか。
「元々、いなちゃんのブログをよく読んでいたんです。『コレワタシノオススメデス』と全部カタカナでタイトルを書くところとか、フェイクグリーンのセンスが凄い好きで。当時、私もブログを書いていて、自作の『リメイク缶』を載せていたんですが、それが彼女の目に留まって『いなざうるす屋で扱わせてもらえないか』とDMをもらったのがきっかけでした。いなざうるす屋でリメイク缶を販売するようになって、大阪のロハスフェスタに彼女が出店するというので、『手伝いに行くよ』『じゃあ来て来て』みたいな流れで会ったのが最初でした。その後も、イベントに出店する際には名古屋や広島にも自然と手伝いに行くようになりました」
池上さんは、DIYクリエイター/フェイクグリーンデコレイタ―として活躍している。自身の肩書通り、DIYがとにかく好き。数年前にリノベーションした自宅は、ご主人とともに拘りに拘りを重ねて完成させたという。そんな「DIY愛」で、日下部さんと池上さんの距離は自然と縮まっていった。
絶対的な信頼
「いなざうるす屋で仕事をするようになったのは、いなちゃんからの電話です。いなちゃんが、自身の出産を控えるタイミングで電話をしてきて、『ちょっと手伝って』と言うんで、『いいよ。何したらいいの?』って答えて。赤ちゃんを産むというのはとても大変なことだし、その中で何かいなちゃんの手助けができるならいいよって感じでした。誘われるとは思っていなかったけど、何も考えずにいいよと言えたのは、イベントの手伝いを何回もやっていたからかな。在庫の補充やテーブル配置など、イベント中の運営に関わることまで相談してくれるようにもなっていたので」
イベント中は接客だけではなく、「いつ何箱入ってくるから、それをどこに補充するか」など運営全てに目が行き届く池上さんの仕事ぶりに、日下部さんとの信頼関係が生まれた。その絶対的な信頼から、今では、いなざうるす屋のバックヤード業務を任されている。
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帰ってくる場所
一時期、日下部さんは自身の体調不良もあり会社をたたもうとしたことがあったという。その時のことを池上さんはこう話す。
「さっぱりした気持ちで辞める選択をするなら応援するけど、気持ちが沈んでるときに会社をたたもうとすることが多かったんです。それでいなちゃんが楽になるなら潔く辞めたら良いけど、そうじゃない。フェイクグリーンへの気持ちや今までやってきたことは、いなちゃんの存在価値であり、誇りだと思うから、それを潰したくないなと思って。だから、『今すぐ辞めなくても良くない?』みたいに言って、止めました。一時期いなちゃんが入院したときには、勝手に新商品をセレクトしたり、イベントを開催したりすることは、絶対なかった。最終決定をするのはいなちゃんだと考えているし、いなちゃんと一緒にできる日まで、いなざうるす屋を守りたいと思ってました」
池上さんは、いなざうるす屋のバックヤード業務を担うという仕事面だけではなく、日下部さんの一番の理解者として、心の支えとなっていた。
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二人が楽しいと思えることを
最初はお互いに気を遣っていたが、気持ちをストレートにぶつけてくれるようになった日下部さんに、いつの間にか池上さん自身も心を開いていった。
「いなちゃんも毒を吐くし、私も毒付けるし、楽しいです。たまに嫉妬深いことを言ってきても、私のことを凄い好きでいてくれるから、『可愛いヤツめ』って思います(笑)」
一緒に過ごす時間を積み重ねたことで、お互いに言いたいことを言い合える存在になった。池上さんにとって今は毎日が楽しく、働いている感覚が無いほどだという。
「グリーンを選んでいる時は、友達と服選びに行っている感覚だし、旅行する感覚で出張に行って、遊びに行く感覚でイベントに行ってて、全部が面白い。個人でも装飾の仕事をしているけど、その自由も認めてくれて自由に働かせてもらっている。この仕事をさせてもらえてて、毎日が凄い楽しいから、いなちゃんには『いつもありがとう』って思ってます。だからこれからも、いなちゃんと元気に楽しくやって、いなちゃんもその家族も笑顔で、私も笑っていられたらそれでいい。二人が楽しいと思えることを一緒に考えていきたいです」
Love Letter From Yuka Kusakabe
最初の印象は衝撃でした。
イベントで梨恵ちゃんに接客をされた人はみんな、カゴをいっぱいにしてレジに並ぶんです。梨恵ちゃんは、接客もできるし、バックヤードのことまで目が行き届いて、商品が売れて寂しくなっていたら、そこに補充してくれたり。ただもんじゃないです。日頃から、梨恵ちゃんの周りには輪が広がってて。ママ友さんとの関わりでも、リメイク缶の下地を塗ってもらって、その代わりご飯を作ったり、そういうことを自然とできちゃう人。とにかくコミュニケーション能力が本当に卓越しているんですよね。東京と大阪ということもあって、あまり会えないんだけど、連絡だけは毎日めっちゃしています。仕事だけじゃなくて、くだらない写真を送り合ったり。時々寂しくて、嫉妬っぽくなっちゃうこともあるんですけどね(笑)
梨恵ちゃんと話すと嬉しいし、気持ちが高ぶる余り体調を崩しちゃうこともあるくらいアイデアもいっぱい出てきて、刺激をくれる存在です。
RECOMMENDER'S VOICE
りえさんは、会社の誇りです。私の誇りです!
いつも本当に本当にありがとう!愛してます!らぶ!